2016年8月31日水曜日

3年目夏の終わり

 8月も終わりですねー!
 夏休みの宿題こと、6月決算法人の申告も終わり、久しぶりのブログ更新です。

 事務所開業からもうすぐ3年を迎えようとしています。おかげさまで様々なご縁をいただき、充実した仕事時間を過ごすことができています。とはいえ、まだ小さい子供たち、突然発熱して保育園をお休み!なんて事態になると仕事が立ち行かなくなることもしばしば。自然と普段から仕事の割り振りをセーブしつつ進めています。100%思いっ切り働ける日はまだ遠いのかもしれません。

 それでも3年の区切りに至って、スタートアップの試行錯誤はひと段落、これからはますますやりたい仕事に向かっていく態勢を整えていこうと思っています。新しい試みをご案内したり、新しいお客様に巡り合ったりするのを楽しみにしています。

2015年2月11日水曜日

確定申告のスタート

 今年も確定申告の時期がやってきました。

 今年の申告書の受付は2月16日(月)から3月16日(月)までです。
(還付申告は1月1日から提出できます。)

 初めて会計事務所に勤めたとき、2月が近づくにつれなんだか事務所の雰囲気がコワゴワしつつもワクワク? ソワソワ? しているのが独特に物珍しく感じられたものです。ボスは1ヶ月ホテルに泊まり込み、所員も3月15日まで土日休みなく走り続けるのが当時のならいでした。

 今の私はまだまだそこまでではありませんが、昨年から比べると、ウェブサイトの同人作家特設ページからお問い合わせをいただいたり、法人の関与からご縁があって個人所得税の申告もお引き受けしたりで、だいぶ繁忙期らしくなってきました。

 幸いにも既に皆様から続々と資料をお寄せいただいているので、早め早めで作業を急いでいます。
 そして、大変恐縮なご連絡ですが、ウェブサイトからの新規お問い合わせについては、2月後半になるとお引き受けできない可能性がございますので、何卒ご了承ください。
 期限後の申告、来年以降の申告や一般的なご相談は引き続き順次お引き受けしてまいります。

2015年1月21日水曜日

あけましておめでとうこざいます

新年あけましておめでとうこざいます。
昨年は開業一年目、6月には二女を出産して子連れ出勤をするようになり、多くの方に支えられながらどうにか開業から二度目の新年を迎えることができました。

開業して新しいご縁にも恵まれながら慌ただしくすぎてしまった昨年、今年はより自分らしく皆様のためになることを探しつつ、サービス向上を目標としていきたいと思います。
なにとぞよろしくお願いいたします。

2014年11月13日木曜日

成年後見人等養成研修

 過日。
 東京税理士会で丸3日間に及ぶ『成年後見人等養成研修』を受けてきました。
 成年後見人といえば、成年後見制度で定められた、認知症や精神上の障がいなどで判断能力が十分でない方の財産の管理や契約の代理をしてサポートする役割です。成年後見人となること自体に特別な資格は必要ありませんが、親族とならび弁護士・司法書士・社会福祉士などの専門家が約半数を占めており、これらの専門家は各団体において研修を受けるなどして裁判所から成年後見人として選ばれることができるような仕組みが作られています。法律の専門家である弁護士・司法書士、身上監護の専門家である社会福祉士に加えて、税理士も財産管理の面で成年後見制度に関わっていこう!ということで税理士会も熱心な取り組みを進めています。

 その税理士会から裁判所への推薦名簿に掲載されるための大切な研修ですが、成年後見制度に関する手続きや書類の書き方なんかをこまごまとやるような退屈な講義ではなく! 制度の理念、意義、課題をミッチリ叩き込みつつ、社会福祉士の方から成年後見制度を必要とされる方の実例のお話があったり、医師の方から認知症の症状や認知症の方との接し方についてお話があったりとバラエティーの富んだ内容でした。講義中に思わずウトウト…(!)ということもない3日間あっという間でした。

 余談で、成年後見制度の本筋の話ではないですが、お医者様からの認知症のコマでは、昨年看取った祖母の晩年を思い出して聞き入ってしまいました。色々な場所で講演されているのでしょうが、私の立場ではなかなか聞く機会もないので貴重な経験になりました。

 さて成年後見制度、今のところ自分で直接成年後見人を引き受ける予定などはないのですが、とても関心は持っています。というのも最近は制度を利用している方も増えて、法人や相続の関係当事者の一人が成年後見人がついている成年被後見人、なんてこともチラホラと出てきました。すると前提となる成年後見制度への理解がないと、成年後見人の判断基準を踏まえて話を進めることができないことになり、実務上不都合だったりもするのです。

 それはそれとして、社会貢献活動としての成年後見人の受任にも興味はあるので、いずれ何らかの形でもう少し関わっていきたいと思っています。

 4か月ぶりの記事で1ヶ月前の話を書きました!

2014年7月14日月曜日

ご報告です。

去る6月29日に第二子となる次女を出産しました。

タイミングとは不思議なもので、昨年11月に勤務先を退職して独立した直後に妊娠がわかりまして…。日に日に大きくなるお腹を抱えてあちらこちらに顔を出したりしていました。仕事をしながらとはいえ、時間的な制約が少ない時期に妊娠期間を過ごせたおかげか、幸いにしておおむね順調に出産を迎えることができました。

産後間もない7月中はあまり出歩けなかったり、それ以後もしばらくは子供の預け先を調整しながらの業務となりますが、産休育休の制度に守られていない代わりに、休暇に縛られることもないので、産前と変わらずorよりパワーアップしてがんばっていきたいと思います。
生後15日の赤ちゃんを眺めていると、元気が湧いてきます。

2014年5月14日水曜日

Jimdoでウェブサイト作り

カネダ会計事務所のウェブサイトはJimdo(ジンドゥー)というウェブサービスを使って作成しています。(このブログはGoogleのBloggerですが)

で、唐突に思い出話をさせていただきますが、私が初めてウェブサイトを作って公開したのは今から15年前の17歳頃のこと。最初は『ホームページビルダー』という作成ソフトを使いましたが、見栄えをよくしようとHTMLを覚え、FTPソフトの使い方を覚え、画像編集ソフトの使い方を覚え、掲示版や日記を設置するにも四苦八苦で、ハードルが高かったものでした。

その頃、「こんなことができたらな〜」と思っていたような、ブラウザだけですいすいとコンテンツを配置してデザインできる夢のようなサービスがJimdoです。

コンテンツも画像や文章だけでなく、メールフォームやブログ、ウェブショップまてボタン1つで設置できてしまいます。それもベーシックなプランならすべて無料で使えます。
日本でJimdoのサービスを展開しているKDDIコミュニケーションズから定期的に情報冊子が届きますが、小規模企業でさまざまに活用している事例が紹介されています。手軽にリーズナブルにウェブサイトを立ち上げるなら、いま最適なウェブサービスではないかなと思います。

カネダ会計事務所のメインのウェブサイトと別にいま準備しているサイトがあるのですが、そちらはWordPressを使ってみています。WordPressについてはまた別の機会に書きたいと思います。

2014年4月30日水曜日

学問としての税法

一昨日は東京税理士会で、中央大学教授酒井克彦先生の教授就任記念講演会に出席してきました。1時間半の短い時間ですが、現在まさに係争中の3例の税務訴訟事例を取り上げて、争点と酒井先生の見解をみっちりと(超早口で)お話いただき、とても刺激的な講演会でした。

今回出席のお誘いをいただいたのは、昨年東京税理士会主催の3ヶ月間にわたる集中研修を修了した縁でした。この集中研修も当初は独立前の勤務と並行していたのでハードでしたが、土曜日をつぶして通った甲斐があったな~思える実り多いものでした。

というのも、税理士の仕事の基本となる税法(法人税法、所得税法などなど)ですが、私の場合は税理士試験の試験勉強と、実務での実践に則した勉強をしてきました。一方で、学問としての「租税法」という分野にはあまり縁が持てていませんでした。

集中研修では、税法だけではなく憲法や民法などの周辺法の講義も含めて、法律の成り立ちや原則となり考え方を身につけられて、また他の税理士の方とディスカッションする機会が多かったことも、私にとっては新鮮な経験でした。

租税法の考え方自体は、お客様に直接伝えるというものではないですが、条文の読み方や今回の講演会のような税務訴訟の考え方の理解にとても役立っていると感じます。